PHOTO 2010
オオワシ 越冬期の野鳥調査をしました。オジロワシ十数羽、
オオワシ数羽が越冬し、いい風が吹いてくると川の
上空にタカ柱を作っていました。
(撮影:篠原 10.12.27 豊浦町貫気別川)
オジロワシ (撮影:篠原 10.12.27 豊浦町貫気別川)
ミコアイサ♂ (撮影:星 10.12.27 登別市幌別川)
オオハクチョウ (撮影:星 10.12.27 登別市幌別川)
クマタカ幼鳥 10mぐらいの距離にそっと車を寄せ、窓を開けシャッターを
切りました。あまり逃げる様子もなく、間近でしっかりと観察
できました。ニューと出した足には立派な爪がついていま
した。 (撮影:篠原 10.11.30 胆振)
ミヤマガラスとコクマルガラス 11月7日、北電火力発電所近くの田んぼで
ミヤマガラス200羽とコクマルガラス19羽を観察しました。
毎日、田んぼで餌採りをしています。コクマル19羽
(淡2羽)を数えるのは初めてです。
(撮影:篠原 10.11.7 伊達市長和)
クロツグミ 幼鳥 雄の成鳥はくちばし、目の周り、足が黄色です。
11月にクロツグミやマミチャジナイ(下の写真)を
目にするのは珍しいですね。
(撮影:岩田 10.11.5 室蘭市山手町)
マミチャジナイ アカハラととてもよく似た鳥です。
(撮影:岩田 10.11.5 室蘭市山手町)
ベニマシコ♂ 庭のウッドデッキでじっと待っていたら、渡っていく途中の
ベニマシコ、アトリ、メジロなどが近づいてきてくれました。
(撮影:星 10.10.31 室蘭市母恋)
アトリ♂ (撮影:星 10.10.31 室蘭市母恋)
ヒヨドリの渡り 断崖から海上へ飛び出したとき、船から撮影。この日は7時〜10時
の間に、ヒヨドリの群7グループが海上を渡って行った。
(撮影:秦 10.10.30 マスイチ浜)
ミヤマホオジロ♂ (撮影:堀本 10.10.30 登別市柏木町)
イスカ♂♀ (撮影:堀本 10.10.24 室蘭市白鳥台)
ハヤブサ(若鳥)1 ハヤブサの若鳥が一瞬でヒヨドリを捕まえました。
マスイチのハヤブサよりも狩りは上手かな?
(撮影:星 10.10.24 白神岬)
ハヤブサ(若鳥)2 (撮影:星 10.10.24 白神岬)
ノスリ ノスリが7メートル頭上を通過して行きました。連写の後、
見てみると、ノスリの表情まで写っていました。
(撮影:篠原 10.10.17 マスイチ浜)
エゾビタキ 春と秋に北海道を通過していく、少し珍しい鳥。
カムチャッカ、千島、中国北東部で繁殖し、冬期
はフィリピン以南に渡って越冬する。
(撮影:太箸 10.10.17 マスイチ浜)
ヒヨドリの渡り 渡りが始まりました。11月上旬にかけてまだまだ
数が増えていきます。 (撮影:星 10.10.17 マスイチ浜)
ノスリ (撮影:星 10.10.11 マスイチ浜)
メジロ 庭のサンショウの実が熟する9月になると、毎年きまって
メジロが食べに来るのを知っている。今年は待ち構えて
撮ってみた。 (撮影:堀本 10.09.25 登別市)
チゴハヤブサ (撮影:星 10.09.26 女測量山)
ナツアカネ アキアカネは一般的なトンボですが、ナツアカネは
北海道ではまだ珍しいそうです。
(撮影:岩田 10.09 室蘭市)
ナミアゲハ キアゲハと非常に似ています。違いは、キアゲハの方が
より黄色みが強いこと。ナミアゲハは前羽の上の方に
3本のしま模様があることです。 (撮影:星 10.09.20 女測量山)
スズメバチ ハチ類はハチクマの大好物です。 ハチクマという名は
ハチを好んで食べる、クマタカに似たタカという意味で
付けられたそうです。 (撮影:堀本 10.09.19 登別市)
ハ チクマ♂(成鳥) 早朝に写した1枚。支部の探鳥会で。
(撮影:星 10.09.18 室蘭市マスイチ浜)
アオアシシギ(幼鳥) 2羽で水辺を歩きながら、砂の中からエサを採っていた。
ピュー ピュー ピューと、柔らかくよく通る声で鳴く。
この夏シベリア北部で生まれ、幼鳥だけで集団をつくって
はるか赤道あたりまで渡るという。不思議だ。
(撮影:堀本 10.09.11 登別市幌別川)
ムナグロ(幼鳥) 9月9日から有珠海水浴場に1羽のムナグロがトウネンと一緒に
水際でエサ採りをしています。背中の黄色がとても鮮やかで
奇麗な鳥です。じっとして待っていると警戒を解いて3メートルまで
近づいてきて目の前でエサ採りをしていました。
(撮影:篠原 10.09.10 有珠海水浴場)
サルハマシギ(幼鳥) 9月9日から有珠アルトリ海岸にトウネンの群れに交じって
サルハマシギが来ています。ハマシギとの区別が難しいの
ですが、飛び立つとき腰が白いのがサルハマシギの特徴です。
伊達ではこれで3度目の確認ですから、なかなかお目にかか
れない鳥です。 (撮影:篠原 10.09.09 有珠アルトリ海岸)
ヘラシギ トウネンの群れを丹念に見ていると、少しパターンの違った鳥がいて、
よく見るとくちばしが平たく、ヘラシギでした。いつかめぐり会いたい
と思っていた鳥に、野鳥観察16年目でやっとめぐり会えました。
(撮影:篠原 10.09.04 有珠海水浴場)
トウネンとオバシギ 86羽のトウネン(幼鳥)がオバシギ1羽と群れをつくって忙しく
水際でえさ採りをしています。しばらく滞在すると思われます。
(撮影:篠原 10.08.31 有珠海水浴場)
ホウロクシギ 8月28日から滞在しています。砂地に長いくちばし
を突っ込んでえさ採りをしています。
(撮影:篠原 10.08.31 有珠海水浴場)
コクガン 季節はずれのコクガンが現れました。ふつう12月に
やって来る鳥です。28日まで同じ場所にいました。
(撮影:篠原 10.08.21 有珠アルトリ岬)
ノビタキ♂(オス) 「子育てに忙しいのか、親たちはちょっとやつれて
いるような感じでした。」
(撮影:星 10.07.31 室蘭市イタンキ浜)
ノゴマ♀(メス) 「周りでたくさん雄がさえずっていたのですが、カメラ
には収まってくれず・・・側にいた雌をパチリ!」
(撮影:星 10.07.26大雪山富良野岳山頂)
ホオアカ ホオアカという名前はほおの赤(茶)色から付けられました。
草原に生息し、短いさえずりを聞かせてくれます。
(撮影:堀本 10.07.25 室蘭市潮見公園)
オオウバユリ ホザキシモツケ(低木)
7月。森の陰(オオウバユリ)や原野(ホザキシモツケ)で見ることができる
美しい植物です。 (撮影:堀本 10.07.11 苫小牧市勇払)
サンカノゴイ 下の写真と同じく島田さんの知人が千葉県の印旛沼で
撮ったもので、絶滅危惧種です。
レンカク 島田さんの知人が茨城県神栖市へ飛来したときに撮った写真。
この鳥はインド、東南アジア、中国南部、台湾に分布し、数少ない
旅鳥または冬鳥として国内でも記録があるそうです。
チョウゲンボウ幼鳥 タカの仲間。オスの幼鳥はメスの成鳥によく似ている
のですが、この写真ではくちばしの色が成鳥とは違っ
ています。 (撮影:島田 10.05.)
ゴイサギ 近年、北海道でも少数が繁殖しているようですが、西胆振ではなか
なか観察できない鳥です。長流川ではこれまで数度ゴイサギの
幼鳥が確認されているだけで、成鳥の姿を確認したのは初めて
のことです。 (撮影:篠原 10.06.08 長流川)
キビタキ 小雨が降り始めたので、あきらめて車に戻ろうとしていた時に。
(撮影:堀本 10.06.02 ポロト湖)
キセキレイ (撮影:堀本 10.06.02 ポロト湖)
アオゲラ♂ 北海道にすむヤマゲラと体形や色合いはそっくりですが、
腹部の波状模様はヤマゲラにはありません。
(撮影:島田 10.05.22 都内の公園)
チュウシャクシギ 21日午後、チュウシャクシギ600羽の大群が飛来して長流川河口を
旋回しました。久しぶりに心臓がドキドキする光景でした。ホウロクシギ4羽、オオソリハシシギ
24羽も混じっていました。念のため有珠海岸も行ってみると200羽のチュウシャクシギが
アルトリ岬の小島で休んでいました。チュウシャクシギの大移動の日でした。今までに見たこと
もないない大群でした。 (撮影:篠原 10.05.21 長流川河口)
ヒバリ (撮影:星 10.05.15 室蘭市イタンキ)
コチドリ (撮影:星 10.05.15 室蘭市イタンキ)
オジロビタキ♀(メス) 珍しい鳥に出合った。特徴は尾をピンと上げた姿と尾羽のへりが
白いことだ。のどの赤いオスを探したが見つからなかった。
(撮影:堀本 10.05.11 礼文島)
アオサギ 珍しい鳥ではないが警戒心が強く、ふつうは近づくのがむずかしい。
しかしこの時はどういうわけか、かなり近づかせてくれた。
(撮影:堀本 10.05.09 利尻島)
シベリアツメナガセキレイ 野球場の芝生で、タヒバリ、ムネアカタヒバリなどの群といっしょに
エサを探して歩き回っていた。一見キセキレイに似ているが、
キセキレイは足が肌色でオスはのどが黒い。
(撮影:堀本 10.05.09 利尻島)
ホウロクシギ 夕方一応確認のため気門別川河口に観察に行って、双眼鏡をのぞいて
いましたら、何と対岸の砂浜にホウロクシギ8羽の群れが休んでいました。
対岸へ行ってそっと覗くと気づかれて飛び立たれてしまいましたが、
素晴らしい飛翔力で編隊飛行を見せてくれました。
(撮影:篠原 10.05.13 気門別川河口)
アオアシシギ 北電火力発電所の排気口が修理され、そこで繁殖していたハヤブサ
がいなくなって、長流川にはハヤブサの飛来が少なくなりました。その
おかげでシギ、チドリは安心して餌採りをしていくことができます。今年
も3日前にやってきた3羽のアオアシシギが忙しく干潟を走り回ってい
ます。 (撮影:篠原 10.05.13 長流川河口)
マミジロツメナガセキレイ ツメナガセキレイはなかなか観察できない鳥の一つです。
長流川河口での観察は16年間で4回目です。しかもあっという間に立ち去ってしまうので、
写真に撮ることが難しい鳥です。今回は5月8日の夕方やってきて、1泊していきました。
運よく近づいて来たので証拠写真を撮ることができました。(撮影:篠原 10.05.09 長流川河口)
セイタカシギ 5月8日4年ぶりにやってきたセイタカシギは河口の干潟で毎日忙しく
餌採りをしています。長流川が気に入っているのか1週間滞在して
います。 (撮影:篠原 10.05.09 長流川河口)
ビンズイ (撮影:星 10.04.30 登別市亀田記念公園)
ルリビタキ 散策路を歩いていたとき、地面に下りたり木の枝に戻ったりする動作を
繰り返して、私を3mの距離まで近づけてくれた。こんなことは珍しい。
渡ってきたばかりで、エサをとるのに必死だったのかも知れない。
(撮影:堀本 10.04.24 室蘭市地球岬)
オオタカ 長流川河口はコチドリ、ヒバリがさえずり、ヒドリガモ80羽、スズガモ80羽、
ハシビロガモ11羽、ミコアイサ、キンクロハジロ、コガモ、マガモなど250羽
ほどのカモが休んでいました。帰りがけに河畔林を見ていくと、精悍な顔つき
のオオタカがじっと獲物を狙っていました。車から約7メートルの距離で20枚
ほど撮影することができました。 (撮影:篠原 10.04.21 長流川)
コウライキジ♂ 朝5時ころ長流川河口へ観察に出かけると、コウライキジがうろうろ
していました。おそらくこっちへ来るであろうと陰で待ち受けていると
5分もたたないうちに顔を出しました。こっちに驚いてきょとんとして
すぐ遠くへ行ってしまいました。 (撮影:篠原 10.04.11 長流川)
ヤツガシラ 細長いくちばしを地面に突き刺して虫を探し、数時間にわたって食べ続けていた
ヤツガシラが、急に伸びをして同時に冠羽(頭部の長い羽)を広げてくれました。
(撮影:星 10.04.04 登別市)
ヤツガシラ 車の中から写真を撮っていると、そのうちにだんだんと近づいてきて
最後は10m程の所まで来てくれました。北海道では主に春の渡りの
時期に少数が通過していく珍しい鳥です。繁殖地は中国、ヨーロッパ、
アフリカ、南アジアなど。 (撮影:星 10.04.04 登別市)
コクガン (撮影:篠原 10.04.04 有珠海水浴場)
ダイシャクシギ 近づくとホイーンと大きな声で鳴きながら河口を旋回しながら素晴らしい
飛行を見せてくれました。ダイシャクシギは、北海道は渡りのコースから
離れているため、なかなか観察できない鳥です。
(撮影:篠原 10.04.02 長流川)
ヨシガモ♂ 初めてヨシガモのオスの鳴き声を聞きました。姿もシックで美しいカモですが、
声もやさしくかわいらしい声でした。 (撮影:篠原 10.04.01 長流川)
マガンとキタキツネ 210羽のマガンの群れを偵察に来たキタキツネです。隙を見せないマガンに
キタキツネはあきらめて去って行きました。 (撮影:篠原 10.03.31 伊達市)
カササギ 一昔前は北九州にだけ生息すると言われていた鳥だが、近年は本州や北海道でも
各地から観察例が報告されるようになった。胆振地方では1983年に室蘭市で初めて
観察された記録がある。その後は苫小牧から室蘭に至る地域で毎年観察されており、
少しずつ数を増やしているように見える。 (撮影:堀本 10.03.19 登別市)
アメリカヒドリ♂(おす) 北アメリカ北部で繁殖し、少数が日本へも飛来する。
眼から後頭部にかけての緑の部分は日が当たると
輝いて見える。 (撮影:篠原 10.03.23 長流川)
アメリカコハクチョウ(くちばし全体が黒い鳥) 北アメリカで繁殖し、少数が日本にも飛来する。
黒と黄色のくちばしを持っている鳥はコハクチョウ。
(撮影:篠原 10.03.24 伊達市)
今年の長流川は今までにないくらい、休んでいる鳥の数が多いです。日の出前に行ってみると、
オナガガモ、マガモ、ヒドリガモ、コガモ、ホオジロガモなど約2000羽、オオハクチョウ260、
コハクチョウ40羽ほど、長流川河口は鳥で埋まっています。しかし6時半までには、白鳥などが
えさ場に飛び立っていきます。日中でもオナガガモを中心に800羽くらいはいつも休んでいます。
(撮影:篠原 10.03.23 長流川)
夕暮れ時のマガン 3月中旬頃からマガンの数が増えて、19日には3万5千羽を超えたそうです。
早朝、空が白み始めると一斉に飛び立ち、周辺の田畑へ行ってエサをとります。
そして夕暮れ時、再び集団で湖へもどり体を休めます。
(撮影:星 10.03.19 ウトナイ湖)
カケス (撮影:星 10.03.19 苫小牧市)
ヤマセミ (撮影:星 10.02.11 白老町)
オオワシ (撮影:星 10.02.11 白老町)
ジョウビタキ♂(オス) (撮影:島田 茨城県牛久市)
ルリビタキ♂(オス) (撮影:島田 茨城県牛久市)
トモエガモ♀(メス) くちばしの付け根にある白くて丸い部分がメスの特徴です。オスに比べて
羽の色はとても地味です。 (撮影:篠原 10.02.07 長流川)
ハヤブサ オオセグロカモメの幼鳥を追って、今まさに捕らえようとしている。
(撮影:篠原 10.01.13 長流川)
ハヤブサ 水面に押さえつけてとらえたところ。 (撮影:篠原 10.01.13 長流川)
エゾリス 庭にエサを置いて20年。初めてやって来た。近くの林から人家の庭を通り、車の通る道
を横断して、2〜3日おきに現れる。森にエサがないのか、ネコに襲われないか、車に
ひかれないか、心配になる。 (撮影:堀本 10.01.30 登別市)
シロハラ 昨年12月末から庭に来ているシロハラ。毎日のように来てリンゴを食べます。北海道
ではこの鳥が越冬した話はあまり聞きませんが、実際はどうなのでしょうか。
(撮影:三浦 10.1.11 室蘭市)
ハイタカ 車を運転中、伊達市街の路上で複数のカラスに襲われていたこの鳥を見つけて保護
しました。幸いけがはないようで、しばらくすると元気を回復したので近くの森へ行き
放してやりました。 (撮影:安田 09.11.23 伊達市)
ハイタカ (撮影:安田 09.11.23 伊達市)